CEIBS GEMBA プログラム

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なぜCEIBSのGEMBAへ入学を決意したのか? Vol.1

私は現在33歳ですが、27歳の頃に漠然と海外MBA受験を意識するようになりました。最終的に32歳でCEIBSのGEMBAコースに入学するのですが、そこまでの意思決定の過程をお伝えしたいと思います。

 

私は学生時代、勉強はほどほどに部活動(テニス)に打ち込んできました。社会経験や勉強の経験が乏しかったこともあって、特に銀行員人生の前半は大変苦労しました。ただ大変ありがたいことに、銀行は研修制度が充実していて、加えて人を育てる文化が根付いていたので、色々な方に支えて頂き、日常の業務をだんだんとキャッチアップする事ができました。業務にも慣れ、少し心に余裕が出てきたタイミング、それが27歳の頃だったかなと思います。

 

何か新しいチャレンジをしてみたい、自分が学生時代に力を注がなかった勉強に今こそ打ち込んでみたい、そう言う思いでMBAの受験を決意しました。ただし、海外のMBAに通うためには、二つの大きな困難がありまして、一つ目はお金、二つ目は英語能力でした。私はそのころまだ、二つとも準備が出来ておりませんでしたので、お金を貯めながら、英語能力の向上に努めることにしました。

 

少しずつTOEICの点数が伸びて、主に米国MBAの入試で必要となるTOEFLの勉強へと切り替え始めた29歳の頃に、大阪への赴任を命じられました。そこでMBA予備校で有名なAGOSの大阪校の一期生として入学しました。体系だったカリキュラムと熱心な講師に支えられ、ゆっくりではありますが着実にTOEFLのスコアが伸びていた頃、会社から突然に上海への赴任を命じられました。その時、すでに31歳でした。海外赴任はずーっと希望していましたので嬉しい反面、欧米のMBAを目指していたので、なぜここで中国語圏である上海なのか?と言う思いもあり、複雑な心境でした。

 

悩んだ末に、上海で仕事をした経験がある叔母や、AGOSの先生から背中を押して頂き、一度現地をみてみよう、現地で働いてみようと決意して上海に飛びたちました。そこで上海が国際的な大都市であること、中国が急成長を遂げていることを目の当たりにしました。特に印象的だったのが福建省の厦門と言う場所が一年間で大きな変貌を遂げた事で、もともとは海辺ののどかな街という印象だったのですが、厦門BRICS(Brazil Russia India China South Africa の首脳会合)会議を控えて町中が改装工事の対象となり、タクシーは電気自動車となり、町中の外壁が綺麗な白色で統一され、道路が最新のものへと舗装された事が印象的でした。日本では考えられないスピードで工事が進んでいく、サービスが進化していくこの国で、もっと働いてみたいと考えるようになりました。

 

厦門の街並みとBRICSの会場

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ただ一度志したMBAの夢も諦めきれませんでした。そんな時にたまたま宴席で知り合ったロシア人の方がCEIBSのMBAに通っており、興味があればキャンパスを案内すると言ってくれて、一度キャンパスと授業を観に行くことになりました。

 

大分長くなってしまったので、本日はここまでとしたいと思います。